symfonyのインストール

2007年12月25日火曜日

前提 XAMPPでApache+PHPの環境がセットアップされていることを前提にします。 それ以外の場合、自分の環境に合わせて読み替えてください。

PEARのセットアップ

PEAR を使用してインストールをすると、バージョンアップなどがコマンド一つで行えるため管理がとても楽になります。 symfonyもPEARからインストールできます。以下手順参照。

  1. コマンドプロンプトを起動
    例:D:\xamppphp
  2. PEARコマンドで最新のPEARに更新する。
    $ pear upgrade PEAR
  3. PEARに 'symfony' チャンネルを追加。
    $ pear channel-discover pear.symfony-project.com
  4. このチャンネル内で利用可能なライブラリを確認。(symfony関係が表示)
    $ pear remote-list -c symfony
  5. XAMPPをインストールしたディレクトリのPHPディレクトリにコマンドプロンプトのカレントを移動

symfonyのインストール

以下のコマンドでsymfonyをインストール。(07/12/25現在最新は1.10)
$ pear install symfony/symfony 
※XAMPPインストールのデフォルトでPEARの設定を何も変更していないと、Cドライブ直下にPEAR関係のデータディレクトリ等が作成されます。 PEARの設定はいくつかありますが、設定一覧は以下のコマンドで確認できます。
$ pear config-show
ここにある設定のうち、以下の3つは変更しておくと、インストール先を好きな場所にすることができます。設定の変更は以下のコマンドで可能
$ pear config-set doc_dir ディレクトリパス
$ pear config-set data_dir ディレクトリパス
$ pear config-set test_dir ディレクトリパス
ディレクトリパスの部分を好きなパスに変えてください。ほかに設定を変えたい場合はコマンドは同じです。


phing(symfonyの開発用ユーティリティセット)をインストール
$ pear config-set preferred_state alpha
$ pear -c .pearrc install -a http://phing.info/pear/phing-current.tgz

※この際、正常にインストールができず、コマンドプロンプトが固まる現象が起きる場合あるようです。(Windows)

PHPUnitのインストールで失敗するのようなので、インストール先のチャンネル設定を以下のようにしてから実行するとうまくいきました。

$ pear channel-discover pear.phpunit.de
$ pear install phpunit/phpunit

を実行してPHPUnitをインストール。 また、phingもインストール前に、チャンネルの更新。

$ pear channel-update pear.phing.info

その後、以下のコマンドでインストール

$ pear install -a  phing/phing

※ここまででインストールされたパッケージは以下。(pear list -a で自分の環境を確認できる。)

INSTALLED PACKAGES, CHANNEL __URI:
==================================
(no packages installed)
INSTALLED PACKAGES, CHANNEL PEAR.PHING.INFO:
============================================
PACKAGE VERSION STATE
phing 2.3.0 stable
INSTALLED PACKAGES, CHANNEL PEAR.PHP.NET:
=========================================
PACKAGE VERSION STATE
Archive_Tar 1.3.2 stable
Benchmark 1.2.7 stable
Console_Getargs 1.3.4 stable
Console_Getopt 1.2.3 stable
Console_Table 1.0.7 stable
DB 1.7.14RC1 beta
Log 1.9.13 stable
MDB2 2.5.0a2 alpha
PEAR 1.7.0RC1 beta
PEAR_PackageFileManager 1.6.3 stable
PHP_CompatInfo 1.5.1 stable
PhpDocumentor 1.4.1 stable
Structures_Graph 1.0.2 stable
VersionControl_SVN 0.3.1 alpha
XML_Beautifier 1.1 stable
XML_Parser 1.2.8 stable
XML_Util 1.1.4 stable
INSTALLED PACKAGES, CHANNEL PEAR.PHPUNIT.DE:
============================================
PACKAGE VERSION STATE
PHPUnit 3.2.6 stable
INSTALLED PACKAGES, CHANNEL PEAR.SYMFONY-PROJECT.COM:
=====================================================
PACKAGE VERSION STATE
symfony 1.0.10 stable
INSTALLED PACKAGES, CHANNEL PECL.PHP.NET:
=========================================
(no packages installed)
もし、この方法でも途中でインストールが失敗するようでしたら個別で一つずつインストールすることで対応できると思います。

インストールコマンドは以下。


$ pear install パッケージ名


下記一覧がsymfony開発用にインストールされた機能一覧。

パッケージ概要
pakePHP版 Make
creoleデータベース接続ツール
propelOR マッピングツール
phing開発用ユーティリティ JavaのAntみたいなもの。

これで基本的なインストール完了です。

コマンドラインツールによって直接呼び出せる全てのタスクを一見するには

$ symfony -T

と入力してください。 いろいろコマンドが表示されれば、symfonyのインストール成功です。

投稿者 TK 時刻: 0:48

1 コメント:

TEST コメント

TK さんのコメント...
2007年12月25日 13:19  

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